顎関節症
顎が痛い
口が開けづらい
カクカク音がする
頭や首が痛い
歯ぎしりをする
虫歯でないのに奥歯が痛い など…
私は、この様な症状を顎関節症又は、その前駆状態と呼んでいます。
何故、顎関節症になるのでしょうか?
歯と云うものは、殆どのその位置が決まった後からは、長年の食生活の中でエナメル質を多少削りながら形態が完成し、顎関節との調和がとれるようになるのです。
その為、硬すぎるエナメル質は減らないので良く無いのです!顎関節と噛み合わせの不一致を解消出来ないばかりか、関節のスムーズな動きを阻害するのです。(虫歯になり難い方は要注意ですね!)
又、後天的には詰め物や冠により、噛み合わせの乱れを引き起こしているケースも多く見かけます。更には折角の矯正治療なのに、咬合理論を無視されて、ビドイ事になっている患者様も多くいます。
そして最近では若い女性に有りがちなのですが、携帯電話やパソコンの長時間に及ぶ使用から姿勢が悪くなり、口の半開き状態が長くなり、前歯が噛み合わない患者様も多く見かけます。
その治療法は…
私の治療法にマウスピースの選択肢は有りません。そして、それを今迄に一度も用いた事が無いのです。
それは、マウスピースで顎関節症が治るとは考え難かったですし、私は正常な顎関節の位置を見定める術を、予てより身につけているからなのです。
又、マウスピースで、より悪化して来院する患者様を多く診た事は有りますが、治ったと云う患者様を見た事が無いのです。(例えるなら、マウスピースは風邪をひいた時のマスク位の存在?根本療法では無いのです。)
当医院では、上下の歯の当たってイイ点と当たって悪い箇所の見極めを行います。本来あるべき関節の位置での動きを阻害する箇所を無くします。かつ、咬合の安定を図ります。